今日のおむすび4.14前編
昨日の出来事になりますが、定期的に利用されている方の通院の送迎でのことです。
いつもは利用者さんのみ乗車していただき病院から施設の送迎をしています。この日は、別の病院への通院で家族もご一緒でした。
今までにもお伝えしていますが、コロナ禍において病院や施設に入院入所してしまうと、家族は直接会うことができません。今ではオンラインや電話などで話したり顔はみることができるところもだいぶ増えてきているようですが、やはり直接会えることができないのは本人、家族にとってはとても辛いことだと思います。
話がそれてしまいましたが、久しぶりに会うことができた利用者さんと家族の方です。
お二人が乗車し、利用者さんと家族が話されています。しかし、利用者さんから聞こえてくる声のトーンや内容がいつもの感じと違いました。いつも穏やかで笑顔で話されている方なのですが、口調が少し荒くなっていて文句を言っているようでした。
きっと家族に愚痴を話しているのだと推測され、久しぶりに会って話したいことが文句として表れたような気がします。
家族の方に聞かれました。
「岩崎さんが、迎えに行ってるときもこんな感じですか?」
もちろんそんなことは無いので、「いつも穏やかな感じですよ」と、応えていました。
家族の方も察したようで、久しぶりに会ったからかな…と、話していました。
運転中に聞こえてくる家族の会話を聞いていると、会えることがあたりまえじゃない…そんな現在の世の中を痛感します。
内容が長くなり仕事の時間がきてしまったので、前半後半に分けて書きたいと思います。
後半では家族が会えないことの弊害と私の過去の経験について書いていきます。